なぜ失敗してしまう?案外むずかしい褒めるテクニック

どうも、ユウトです。

今回は、以前紹介した「叱り方」

と同じく重要な「褒め方」についてです。

褒められると、誰でも嬉しいものです。

ですが、その褒め方によっては

「イヤらしさ」や「やらせ感」

が出てしまい、

マイナス効果に成る事もあります。

さて、あなたは良く褒めるタイプでしょうか。

ほとんど褒めないタイプでしょうか。

成果までの過程で褒めますか?

成果を達成した時に初めて褒めますか?

人によって褒め方や褒めるタイミングは様々です。

褒め方によっては、

人を成長させたり、

良いリーダーとして人望を

集める事ができますが

あなたは、どのように褒めていますか?

例えば、

今日は外部の方を招いて、

今年度の成果報告会をおこなっているとします。

あなたは、手が空いていた

タロウさんに「受付で来賓の案内をして」と言うでしょう。

あなたが受付を頼んだタロウさんは、

このイベントの運営に初めて参加しました。

あなたは、一通りやり方を

教えて別の仕事に取りかかるでしょう。

リーダーはどんなときも指示を

出したりいろんな所を

みたりと忙しいですよね。

そして、

来賓が席につき

無事に成果報告も終わり

会場の片付けが始まります。

あなたがタロウさんに

受付の仕事を任せたとしたら

あなたは

「いつ」

「どんな風に」

タロウさんに声をかけますか?

声をかけるタイミング

内容

はタロウさんにとって非常に重要です。

そしてこれは、

タロウさんにとって

あなたのリーダーとして

の器をはかるチャンス

でもあります。

もし、納得の行く評価を

貰えなければ

タロウさんはあなたに

失望するかもしれません。

反対に、

タロウさん想像を超える

ほど上手く褒める事ができれば

タロウさんの中の

あなたの株はグンと上がります。

以前の私であれば、

全部の発表が終わって、

来賓が帰って片付けをしている時に

「会場案内ありがとう! たすかったよ」

と声をかけていたと思います。

イベントが終わるまでは息をつく暇もありません。

しかし、

これではタロウさんの事を

何も見ていないリーダー

となってしまいます。

まさに以前の私です。

何度もイベントの運営を経験している

私にとって、受付は来賓の

名前と顔をチェックする簡単な仕事です。

そう思って初めてのタロウさんに任せました。

簡単な仕事だと思っていたので、

「これくらいの事できて当たり前」

と思っていたのだと思います。

つまり、

全くタロウさんの立場に

立って褒めていなかったのです。

タロウさんは、今回初めての受付でした。

沢山の来賓の方を相手にするのは、

緊張するでしょう。

間違えたら、あなたに迷惑をかける

というプレッシャーもあるでしょう。

もしかしたら、次のときのために

来賓の名前を覚える努力を

していたかもしれません。

しかし、当時の私は

「運営する為にできて当然の事をしてくれた」

と思っていたため

心から褒める事ができませんでした。

今であれば、

来賓が席について、

始まる前のあいている少しの時間

つまり、

タロウさんが初仕事を終えた直後に、

「初めてで、

何事もなくできたなんて凄い!」

と声をかけると思います。

そして、全部が終わった後にもう一度

何か秘訣あったの?

初めてで緊張しなかった?

とか聞いた上で、

凄いなと思った事を素直に褒めると思います。

その際、

今の自分や過去の自分と比べてどうか

というのは、全く考えないで下さい。

その人の今を基準に

その人の立場に立つ事が

何よりも大切です。

褒める時に大切なのは、

何かを任せたときは、

責任を持って見ること

終わったら

「すぐに」評価をすること

凄いと思った事を

素直に褒める事

過去の自分と比較せず、

ありのままの相手の

立場から評価する事

この4つです。

褒めるのが苦手な人との場合、

最初から、

心を込めて褒めるのは

難しいかもしれません。

まずは、このブログを読み終わってすぐ

目の前の人が、今どんな事をしていて

どうゆう風に思っているのか

何を考えているのか

想像してみて下さい。

ヒントは、服装や鞄など至る所にあります。

これを練習する事で

「相手の立場を考える癖」

が身に付き、

自然に褒める事が

できるようになるはずです。

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