どうも、ユウトです。
リーダーは、いつも大量の仕事をこなさなければなりません。
その中でも、
リーダーの役割として特に重要なのは
「意思決定」と「メンバーに気持ちよく仕事をしてもらうモチベーション管理」
ですよね。
しかし、案外この2つに時間をしっかりと避けているリーダーは少ないのでは無いでしょうか。
どんなリーダーも
「この作業、他の人にやってもらいたいな」
と思っている事が1つ2つあると思います。
例えば、
あなたの目の前に、3時間で完了するエクセル入力作業がやるべき事としてあるとします。
ここには、お客様の個人情報や事業に関する大切なデータが入っているため、取り扱いには注意しなければ成りません。
想像してみて下さい
これから3時間、一人でポツポツと入力作業を行わなければ成りません。
もちろん、あなたはこれ以外にも資料作成やミーティングの準備など沢山の仕事が残っています。
もし、人に頼む事ができればその3時間であなたは、メンバーのモチベーションをマネジメントする事もできるでしょう。
しかし、もし誰にも頼めなければ大切な時間を失う事になります。
優秀な人材に任せるのが一番ですが、優秀な人で頼れる人が忙しくしていない事は無いでしょう。
部下に仕事を頼もうにも、
新しい作業であったり
扱いが難しいデータを触る必要があるときは
任せる事ができないと感じるかもしれません。
私がそうでした。
このように、多くのリーダーは他の人に仕事を任せる事ができません。
なぜなら、自分でやった方が早く正確で教える時間がもったいないと思っていたからです。
こんな面白くない作業、押し付けられたらかわいそうと思う事もあるかもしれません。
しかし、
リーダーがそのままの状態でいると、どうなるでしょうか。
あなたの時間はどんどん無くなります。
そうなると、重要な意思決定やマネジメントに時間が割けなくなります。
また、部下達が仕事を覚える事ができず、悪循環に陥りかねません。
このような事態にならないためにも、
頼りたい時に人に頼る方法を身につけておくのはリーダーにとって必要な極意
だと思います。
人に頼るのは、自分の弱さを見せるようでなかなか難しいですよね。
でも、
その弱さを見せる事が任せる上で非常に重要
なのです。
もし、あなたが人に何かを頼むのが苦手な場合、あなたはおそらくチームや組織の中でも優秀な人材なのだと思います。
何でも、一人でこなせて
人より物覚えがよく
人より早く正確に仕事ができる
そんな
超人だからこそ、他の人に任せるのが難しい
のです。
ただ、人を頼って任せるというこの壁を
乗り越える事ができなければ、
組織は悪循環にはまります。
私は、
「弱さを見せると、がっかりされる」
と思っていました。
そのせいで、人に任せるのがとても苦手でした。
でも、考えてみて下さい。
もし、
今、地球が宇宙生命に侵略されて
絶対無敵のヒーローが戦っている時、
あなたは参戦しますか?
応援はするかもしれませんが
なかなか参戦までは踏み切れないのでは無いでしょうか。
しかし、もし戦っているのが
自分より明らかに弱い存在
例えば、病気の子どもや老人だったらどうでしょうか。
思わず、手を貸してしまうのではないでしょうか。
つまり、
人は自分より優れていると思っている人に対して、なかなか自発的に助ける行動ができないのです。
しかし、
その人にも弱みがあり、それを自分が補う事ができると感じる事ができれば、仲間は自ら力を貸してくれます。
あなたは、今なにか「他の人でもできる仕事」を抱えていませんか?
もし抱えていれば、自分の弱さをさらけ出して頼ってみてください。
例えば、
「細かい作業は何度やっても入力ミスをしてしまう」
「新聞を読まないから情報収集が苦手」
「楽天的だからリスクを考えるのが苦手」
大体の事は、他の人に任せる事ができます。
人は何かを押し付けられたときは
力を半分しか発揮出来ませんが
自発的に行うときは120%の力を出すこともできます。
大切なのは、あなたが大変でしんどそうにしている事をアピールするのではなく、弱さをアピールする事です。
まずは、このブログを読んだあと
本当はやりたくない自分の苦手な事を
1つ自分に認めてみて下さい。
それができれば、自然に他の人が仕事を手伝いにくるようになります。
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