どうも、ユウトです。
今回は、人望の集まる「伝え方」
を紹介します。
例えば、新しい取り組みについて説明して
数日後に、実行出来ているか確認するとします。
全く進んでいない事
ありませんか?
この方法を身につければ、
そのような事で悩まされる事は無くなります。
むしろ、人から説明を頼まれる事も増えると思います。
私の場合は、母校の関学のほかにも大阪大学や神戸大学、京都大学などで講演会に講師として呼ばれる事があります。
そんなときは
「説明が分かりやすかったです!」
「興味がなかった関学に受験しようと思います」
と、いつも好評です。
今でこそ、伝え方に評価をもらっていますが、リーダーになる前の私はどちらかというと、
伝える事が苦手でした。
きちんと説明しているにもかかわらず、
後から聞くと全く伝わっていないことは多々ありました。
その為に、仲間から信用されなかった事や疑いの目を向けられた事もあります。
社会で働くようになってから痛感したのは、
「伝え方を押さえられているリーダー」
と、そうでないリーダーでは、
集まる人望が大きく異なる事です。
そもそも、「伝える」というのは、
とても難しい能力です。
伝言ゲームをやった事がある人なら、
「犬がウサギのしっぽに噛み付いて、猫が後ろで蛇をみていた」
という情報が7人目に伝わる頃には、
「蛇がウサギのしっぽに...」と
途中で誤って伝わる事が多いのを知っていると思います。
もし、あなたの組織に階層がある場合
つまり
あなたの周りに幹部、
幹部の下にメンバーがいる場合
きちんと伝わっていないと恐ろしい事態に発展します。
でも、安心して下さい。
今回は、そんな自体に陥らないための
「伝え方」をおつたえします。
説明のときに
「取りあえず」や「理由は色々あるけど」
という言葉を使っていませんか?
私は、使っていました。
特に話しがややこしい場合は、
「相手の時間を使うのはかわいそう」
と思って
出来るだけ短く説明を行っていました。
しかし、
これは逆効果でした。
相手になにかを伝えるときに大切なのは
「なぜ、それをするのか相手の立場に立って伝える事」です。
もちろん、多くの場合はなぜ、それをするのかをきちんと説明していると思います。
しかし、伝え方によっては
「結論ありきの理由」として
伝わっている場合があります。
例えば、営業成績を上げるために「毎日20件多くテレアポをするよう」に伝えたいとします。
以前の私は、
「これから、
毎日20件テレアポを増やして欲しい。
理由は、計算上成約率から1人20件のテレアポをすれば、目標に届く事が分かったからだ
」
と伝えていたと思います。
これでも充分、目標達成の為に論理だった説明ができていますよね。
しかし、伝え方をマスターした後ならば、
「成約率と活動量を分析した結果、
1人20件のテレアポを増やせば目標に届く事が分かった。
そこで、これからは毎日20件テレアポを増やして欲しい。
そうすれば、月目標の商談10件成立がみえてくる。」
と伝えると思います。
いくらか簡略化はしていますが、
押さえておいて欲しいのは3つです。
1. まず理由から伝える事
上司に説明するときは、
「先に結論を言え」と言われますが、
自分がリーダーの場合は逆です。
結論を先に持ってくると、
聞いている方はその「結論の善し悪し」を
考えて、後の理由の説明が入ってきません。
なので、「まず、理由や背景から説明する」のが大切です。
2. 理由を省略しない事
理由を省略すると聞いている方は
「自分が意見を出す余地がない」
と感じてしまいます。
また、理由が十分に伝わっていないと、
後になって
「なんでこれやらないと行けないんだろう」
と、動きが鈍くなってしまう事があります。
こうなってしまうと、
あなたに対する信頼はぐっと下がってしまいます。
なので、少し長くなっても「省略せずきちっと理由を説明すること」が大切です。
3. 目的と繋げること
部下に伝えるときは
その提案が目的にどう繋がっているのかを
しっかりと伝えるのが重要です。
特に、地道な作業などが求められるときは
ここがしっかりと伝わっているかで
相手のモチベーションに大きく影響します。
この3つを覚えておけば
あなたの意見はぐっと伝わりやすく行動を促す言葉になるでしょう。
伝える力はコミュニケーションの基本中の基本ですが、おくが深いものです。
しかし、些細な伝え方一つで
「人望を集めること」も「人望を失うこと」
もあります。
些細なことですが、少し意識するだけで大きく変わるので、是非実践してみて下さい。
そして、何事も実践が大切です。
試しに、今日の献立を何にするか家族に伝えるのを練習にしてみて下さい。
1. まず理由から伝える事
2. 理由を省略しない事
3. 目的と繋げること
この3つを押さえていれば、
あなたもきっと相手に伝わる伝え方をマスター出来ると思います。
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